敷根功士朗: 宙ぶら輪廻
Upcoming exhibition
このたびKanda & Oliveiraでは、敷根功士朗の初個展「宙ぶら輪廻」を5月16日(土)から6月13日(土)まで開催いたします。
敷根は、彫刻など複数のメディアを用い、作家自身とそれを取り巻く社会、環境との関係性の表現を試みているアーティストです。本展は、ショート動画に象徴される現在の知覚形式――文脈を欠いた「ハイライト」の連続――への関心から出発しました。因果や時間の流れから切断された「結果」のみが反復されるとき、出来事は宙吊りとなり、強調されるはずの瞬間は空洞化します。映像と彫刻を通じ、成立しきらない出来事の反復が、私たちの感覚や感情の生成の回路そのものを露出させます。そのわずかな違和感とは何か。コーヒーがこぼれる物語の断片を紐解いていきます。
敷根功士朗 Koshiro Shikine
敷根は東京を拠点に活動するアーティスト。東京藝術大学彫刻専攻を卒業後、同大学大学院グローバルアートプラクティス専攻修了。映像、彫刻、パフォーマンスを横断し、日常の断片や身体的経験を再構成することで、知覚の変容を誘発する空間を生成している。その実践は、現代の環境における身体感覚と社会的回路のあいだに生じる「宙吊り」の状態や、記録と記憶、現実と再現のあいだのズレに加え、身体をめぐる視線や制度との関係にも焦点を当てている。近年の展覧会に「寿司、死す」(2025年、龍ヶ崎市)。その他受賞歴にCAF賞2019藪前知子審査員賞受賞など。
キュレーション:戸塚愛美(とつか・まなみ)
インディペンデント・キュレーター。公共空間における展示のあり方や観客の設定に関心を寄せ、サイトスペシフィックな展覧会やアートプロジェクトの企画・運営に携わるほか、固有のナラティブを活用した芸術祭や展覧会など、民間企業や行政との協働により社会と芸術をつなげる役割を担う。主な展示に、さいたま国際芸術祭2020「I can speak」展(2020年、さいたま市)。国際的な活動に「Words are Bellows」展 (2024-、リトアニア首都ヴィリニュス、ラトビア首都リガ)。NPO法人BARD代表理事。
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