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キュレーター:戸塚愛美 | グループ展: 髙柳恵里、井戸川射子、髙柳克弘

過去 exhibition
2025年10月4日 - 11月2日
  • 概要
  • プロフィール
  • 作品
  • 概要
    展示タイトルにあるように、本展は、美術家の髙柳恵里、詩人/小説家の井戸川射子、俳人である髙柳克弘の三名による展示である。 それぞれの作品は、事前に互いのイメージを持たず、共通する具体的なテーマはなく、そして独立している。言葉の芸術であれ、視覚の芸術であれ、いずれかが他の作品を補完するのではなく、ジャンルや形式の垣根を超え、それぞれの存在感が強調されている。 鑑賞者は、絶えず理由や問いを探しに先立とうとするかもしれないが、空間の中で何か共通するもの、異なるものが浮かび上がり、「かもしれない」という解釈の地平に投げ出される。 作品の解釈において、選択肢は切れ間なく開かれている。「芸術」の揺れ続ける輪郭を手繰り寄せる、鑑賞者各々の手に委ねている。 本展キュレーター・戸塚愛美

    展示タイトルにあるように、本展は、美術家の髙柳恵里、詩人/小説家の井戸川射子、俳人である髙柳克弘の三名による展示である。

     

    それぞれの作品は、事前に互いのイメージを持たず、共通する具体的なテーマはなく、そして独立している。言葉の芸術であれ、視覚の芸術であれ、いずれかが他の作品を補完するのではなく、ジャンルや形式の垣根を超え、それぞれの存在感が強調されている。

     

    鑑賞者は、絶えず理由や問いを探しに先立とうとするかもしれないが、空間の中で何か共通するもの、異なるものが浮かび上がり、「かもしれない」という解釈の地平に投げ出される。

     

    作品の解釈において、選択肢は切れ間なく開かれている。「芸術」の揺れ続ける輪郭を手繰り寄せる、鑑賞者各々の手に委ねている。

     

    本展キュレーター・戸塚愛美

  • プロフィール
    髙柳恵里
    Artists

    髙柳恵里

    1962年神奈川県生まれ、東京都在住。

     

    髙柳は、習慣や制度によって一定の方向に促されている「ものの見方」を解放し、純粋に見るという行為によって生み出される、未知で手探りの感触を提示し続けてきた。その手法は絵画や彫刻といった枠組みを前提にせず、日用品や日常的な行為そのものを用いることが多い。

     

    過去の展覧会タイトルにもあるように、作家自身が「不意打ち」されたり、「油断」した状態でものをみることは、多くの発見を生み、本質に触れることができるような感覚を覚えるという。ものや出来事を見る行為には、美的な評価や社会的な位置付けなど既にある無数の解釈が刷り込まれていたりするが、まるで修行がごとく意図しないで見ることで、自己の無意識を直視させる実践的な契機をもたらす。

     

    多摩美術大学美術学部絵画科油画専攻卒業、多摩美術大学大学院美術研究科修了。

    1990年よりブレラ国立美術学院へイタリア政府給費留学。



    主な個展に、2003年「近作展28 髙柳恵里」国立国際美術館、2006 年「展示」武蔵野美術大学美術資料図書館 民俗資料室ギャラリー、2013年「不意打ち」TIME & STYLE MIDTOWN 、2014年「油断」上野の森美術館ギャラリー、2022年「αMプロジェクト 判断の尺度vol. 1 髙柳恵里|比較、区別、類似点」gallery αMなど。

     

    主なグループ展に、1990年「第10回ハラアニュアル」原美術館、1992年「彫刻の遠心力−この十年の展開」国立国際美術館、1995年「やわらかく重く−現代日本美術の場と空間」埼玉県立近代美術館/ライフギャラリー(オハイオ)、1999年「ひそやかなラディカリズム」東京都現代美術館、「VOCA展」上野の森美術館(VOCA奨励賞受賞)、2001年「美術館を読み解く」東京国立博物館、2003年「心の在り処」ルードヴィヒ美術館(ブダペスト)/モスクワ市現代美術館、2007年「20世紀美術探検」国立新美術館、2013年「MOTコレクション つくる、つかう、つかまえるーいくつかの彫刻から」東京都現代美術館、など。

     

    主なコレクションとして、東京国立近代美術館、滋賀県立近代美術館、霧島アートの森、国立国際美術館、東京都現代美術館など。

  • 井戸川射子
    Artists

    井戸川射子

    1987年兵庫県生まれ、兵庫県在住。

     

    詩人・小説家。

     

    高校の国語科教諭を務めていたとき、授業で現代詩を教えることをきっかけに自身も詩作をするようになり専門誌に投稿をはじめた。『ユリイカ』や『現代詩手帖』に投稿詩が掲載されるようになるが、読者に作品が実体験と思われるかもしれないという不自由さから自身を解放するため、その後、小説も書き始めるようになった。井戸川にとって、詩と小説の境はとても淡いという。

     

    井戸川は、できごとや思い出を忘れてしまったり、自分から遠いものが小さくしか見えなかったり聞こえなかったりするという嫌なことに抗うために書いているという。「見えるものには、失われたものもまじる。」と『存在の微笑』にある。見えているものには、すでに現前化されず消えゆく対象として選択されなかったものがあり、その失われたなにか、選択されなかったなにか、意図しないなにかを立ち上げるきっかけになる。

     

    関西学院大学社会学部卒業。詩集『する、されるユートピア』の装丁には自身で描いた油画が用いられている。



    2016年から『ユリイカ』誌上「今月の作品」欄、『現代詩手帖』誌上「新人作品」欄に投稿詩が掲載され始める。

    2018年、第1詩集『する、されるユートピア』を私家版にて刊行。2019年に同詩集にて第24回中原中也賞を受賞。

    2021年、第1小説集『ここはとても速い川』で第43回野間文芸新人賞を受賞。

    2023年、前年『群像』誌に発表した「この世の喜びよ」で第168回芥川龍之介賞を受賞。

    2025年、『無形』で芸術選奨新人賞を受賞。

  • 髙柳克弘
    Artists

    髙柳克弘

    1980年静岡県生まれ、東京都在住。

     

    俳人。

     

    大学在学中に俳句を始め大学院で松尾芭蕉を研究した髙柳。俳句は観念や抽象を直接語るものではなく「物」に語らせる傾向があるという。その解釈が過度に拡散せず、かといって過度に収斂もしない均衡をいかに保つか、また、俳句を一方的なモノローグとせず、ダイアローグとして他者との対話をいかに引き起こせるかを、17音という限定された言語形式で追求している。

     

    用いられる「取り合わせ」の技法は、慣習化された言葉から距離をとりつつ、異質のものを接続させることで新たな視界を開く可能性をもたらし、既成の価値に揺さぶりをかける。

     

    早稲田大学第一文学部ロシア文学専修卒業、早稲田大学大学院教育学研究科博士院後期課程単位取得退学。



    2002年、俳句結社「鷹」に入会、藤田湘子に師事。

    2004年、第19回俳句研究賞受賞。

    2005年、藤田湘子が逝去し新主宰・小川軽舟の下、「鷹」編集長に就任。

    2008年、評論集『凛然たる青春』により第22回俳人協会評論新人賞受賞。

    2009年、第1句集『未踏』を出版、2010年同句集で第1回田中裕明賞を受賞。

    2015年には『文学界』で短編小説を発表。2017年と2022年には「NHK俳句」選者も務めた。

  • 作品
    • Eri Takayanagi, レンガとブロック, 2019
      Eri Takayanagi, レンガとブロック, 2019
    • Eri Takayanagi, 草刈り(1), 2019
      Eri Takayanagi, 草刈り(1), 2019
    • Eri Takayanagi, 草刈り(2), 2019
      Eri Takayanagi, 草刈り(2), 2019
    • Iko Idogawa, それぞれのマグマ, 2018
      Iko Idogawa, それぞれのマグマ, 2018
    • KATSUHIRO TAKAYANAGI, Haiku Collection「寒林」ふらんす堂, 2016

      KATSUHIRO TAKAYANAGI, Haiku Collection「寒林」ふらんす堂, 2016

  • イベント
    • トークイベント, キュレーター:戸塚愛美 | グループ展
      News

      トークイベント

      キュレーター:戸塚愛美 | グループ展 2025年9月27日
      11 月2 日( 日) の15 時~16 時30 分に、ギャラリー3 階にて、本展参加作家の髙柳恵里氏、井戸川射子氏、髙柳克弘氏とキュレーターの戸塚愛美氏によるトークイベントを行います。一風変わった展覧会となる本展を振り返りながら、それぞれ...
  • ビューイングルーム

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